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不動産売却で内覧を成功させるコツ|準備・掃除・当日の対応を解説

〈 不動産のノウハウ 〉

藤原 栞里

筆者 藤原 栞里

【ポジティブが取り柄の総務担当】
不動産知識ゼロからスタートし、「自分が疑問に思ったことをそのまま記事にする」スタンスで毎日ブログを執筆中‼︎難しい売却の話も、同じ目線でわかりやすくお伝えします。




【 はじめに 】



こんにちは。

不動産を売りに出すと、次に大切になってくるのが購入希望者による内覧です。

同じ物件でも、内覧前の準備や当日の見せ方によって印象が変わります。

例えば、

・玄関を開けた瞬間に明るくてきれいな家
・荷物が多く生活感が強い家

では、同じ広さでも受ける印象が違いますよね。

さらに購入希望者は、

「ここに自分たちの家具を置けるかな」
「収納は足りるかな」
「日当たりはどうかな」
「周辺環境は暮らしやすいかな」

と、実際に住むことを想像しながら見ています。

つまり内覧では、単に掃除をするだけではなく、
購入後の生活をイメージしてもらいやすい状態をつくることが重要です。

そこで今回は、
不動産売却で内覧前に準備しておきたいことや、
なかなか成約につながらない場合の見直しポイントまで、整理していきます。





 1.不動産売却ではなぜ内覧が重要なの?



不動産売却では、まずインターネットの物件写真や間取りを見て、
「この物件を実際に見てみたい」と思った人が内覧を申し込みます。

つまり内覧まで来ている時点で、その購入希望者は少なくとも物件に一定の興味を持っています。

ここで、
「写真より良かった」と思ってもらえれば、購入申込みにつながる可能性が高くなります。

反対に、

「写真ではきれいだったけれど、実際は暗かった」
「思ったより荷物が多くて狭く感じた」
「においが気になった」

となると、購入意欲が下がってしまうことがあります。

そのため内覧は、
広告で持ってもらった興味を、購入の決断につなげる大切な場面です✨




 

2.内覧対策で最も大切なのは「第一印象」



人の印象は最初の数分でかなり決まると言われますが、不動産の内覧でも同じです。

特に重要なのが、玄関です‼︎
玄関は家の中で最初に目に入る場所です。

ここに、

・靴がたくさん並んでいる
・傘が何本も出ている
・段ボールが置いてある
・においがこもっている

という状態だと、第一印象があまり良くありません。

・靴を片付ける
・玄関タイルを掃除する
・不要な物を収納する
・照明をつけて明るくする

だけでも、かなり印象が変わります。

内覧対策では、
「玄関を開けた瞬間にどう見えるか」を一度確認してみるのがおすすめです。




3.内覧前は「完璧な掃除」より見られる場所を重点的に



売却中だからといって、毎回家中を大掃除するのは大変ですよね。

そこで優先したいのが、購入希望者が特に気にする場所です。

特に水回りは清潔感が大きく影響します。

例えばキッチンの油汚れや浴室のカビ、洗面台の水垢などが目立つと、

「かなり古い設備なのかな」
「入居後に掃除や交換が必要そう」

という印象につながることがあります。

設備自体を新品にする必要はありません。

まずは、
「きちんと手入れされている家」という印象を持ってもらうことが大切です。




 4.意外と重要なのが「匂い対策」



内覧対策で見落としやすいのが、匂いです。

家に住んでいる本人は慣れてしまっていて気づかないこともあります。

例えば、
ペットやタバコ・料理などの匂いです。

購入希望者が室内に入った瞬間、

「ちょっとにおうな」と思うと、それだけで印象が下がってしまいます。

内覧前には窓を開けて換気し、

・キッチン
・洗面所
・トイレ
・玄関

なども確認しておきましょう。

ただし、強い芳香剤を使いすぎるのもおすすめできません。

香りには好みがありますので、
無臭に近い清潔な状態を意識しましょう。



 

5.荷物を減らすと部屋が広く見える



内覧前にぜひやっておきたいのが荷物の整理です。

家具や荷物が多いと、実際の面積より部屋が狭く見えることがあります。

例えばリビングに、

・大きなソファ
・ダイニングテーブル
・収納棚
・子どものおもちゃ

などがたくさん置かれていると、
購入希望者が間取りの広さをイメージしにくくなります。

すぐに処分できないものは、
別室へ移動させたり、押入れへ整理するなどでも構いません。

特に、
床面積をなるべく多く見せることを意識すると、部屋が広く感じられます。




 6.収納の中も見られると思っておく



「押入れやクローゼットの中までは見ないだろう」と思う方もいるかもしれません。

でも購入希望者にとって、収納量はかなり重要です。

そのため、

・クローゼット
・押入れ
・シューズボックス
・キッチン収納

を確認することがあります。

もちろん私物をすべてなくす必要はありません。

ただし収納が荷物でパンパンになっていると、
「収納が少ない家なのかな」と思われる可能性があります。

目安としては、
収納スペースの2~3割程度に余裕を見せると、
収納力をイメージしてもらいやすくなります。




 7.内覧当日は部屋をできるだけ明るくする



家の印象を大きく左右するのが明るさです。

内覧当日は、

・カーテンを開ける
・ブラインドを上げる
・室内照明をつける

などして、できるだけ明るい状態にしておきます。

購入希望者が来る前に、すべての照明をつけておくとスムーズです。

電球が切れている場合は交換しておきましょう。




8.バルコニーや庭も忘れずに掃除する



室内をきれいにして安心していると、意外と忘れやすいのが、

・バルコニー
・庭
・駐車場
です。

室内だけでなく、
敷地全体がきちんと管理されていると思ってもらうことが大切です。




9.売主は内覧中どこにいればいい?



居住中の物件では、売主が内覧に立ち会うこともあります。

このとき大切なのが、話しすぎないことです。

購入希望者から質問された場合は答えて問題ありません。

ただ、

「この家は本当にいい家ですよ」
「ここは絶対便利です」
「早く決めた方がいいですよ」

など、売主側から積極的に説明しすぎると、
相手が落ち着いて見られないことがあります。

基本的には不動産会社の担当者に案内を任せ、
聞かれたことに答えるくらいの距離感にしておきましょう‼︎




10.売主が話すと効果的なのは「実際に住んで分かる情報」



一方、売主だからこそ伝えられる情報もあります。

例えば、

「スーパーまで歩いて5分くらいです」
「朝はこの部屋に日が入ります」
「近くの公園は子どもがよく遊んでいます」
「ゴミ置場はここです」

などです。

こうした、
実際に住んでいる人しか分からない情報は購入希望者に喜ばれることがあります。

しかし、
騒音や近隣関係・建物の不具合など重要な事項は、
不動産会社に相談しながら正確に説明することが大切です。




11.ペットがいる家庭は特に事前準備を



犬や猫を飼っている場合は、

・毛
・におい
・鳴き声

などへの配慮も必要です。

動物が苦手な購入希望者もいます。

可能であれば内覧中は別室に移動するか、家族と外出させておくと安心です。




12.ハウスクリーニングは必要?



自分で掃除するのが大変な場合は、ハウスクリーニングを利用する方法もあります。

特に、

・キッチン
・レンジフード
・浴室
・洗面所
・トイレ

など水回りだけでもプロに依頼すると、印象が大きく改善することがあります。

費用はかかりますが、
リフォームより少ない費用で清潔感を出せるというメリットがあります。




13.内覧は多いのに売れない場合は何を見直す?



内覧件数はあるのに、なかなか申込みが入らない。
この場合は、一度理由を分析する必要があります。

例えば、

・価格が高い
・室内の印象が悪い
・写真と現地の差が大きい
・建物状態に不安がある
・周辺の競合物件が強い

などです。

特に、
10組以上内覧しているのに申込みがない場合は、何らかの共通した理由がある可能性があります。

内覧後に購入希望者から得た感想を不動産会社に確認してみましょう。





14.そもそも内覧が入らない場合は「内覧対策」以外の問題かも



反対に、
売却開始からほとんど内覧がないという場合は、室内の掃除以前の問題かもしれません。

例えば、

・販売価格
・物件写真
・広告内容
・物件の検索条件
・不動産会社の販売方法

などです。

購入希望者は、現地を見る前にインターネット上で物件を選びます。

つまり、
内覧してもらうためには、まず広告で選ばれる必要があるということです。

内覧が少ない場合は、販売価格や広告写真などから見直す必要があります。




15.空き家なら「いつでも内覧できる」状態が強み



すでに引っ越して空き家になっている場合は、売却上のメリットがあります。

それが、
購入希望者の希望時間に合わせやすいことです。

不動産では、

「今日見たい」
「仕事帰りに見たい」

という問い合わせもあります。

居住中の場合は予定調整が必要ですが、空き家なら比較的対応しやすくなります。




【 まとめ 】




不動産売却の内覧対策について調べてみると、特別なことをする必要はありません。

重要なのは、
購入希望者が気持ちよく家を見られる状態をつくることです。

例えば、

・玄関をきれいにする
・水回りを掃除する
・荷物を減らす
・換気する
・部屋を明るくする

だけでも印象はかなり変わります。

そしてもう一つ大切なのが、
自分たちの家として見るのではなく、これから購入する人の目線で見ることです。

売主にとっては慣れた家でも、購入希望者は初めて訪れます。

「このリビングにソファを置けそう」
「ここなら子ども部屋にできそう」
「収納も十分ありそう」

と生活をイメージしてもらえれば、購入へ一歩近づきます。

また、内覧を何度しても成約につながらない場合は、

物件の見せ方だけでなく、

・販売価格
・広告写真
・売却条件

などを見直すことも大切です。

不動産売却では、
査定→販売→内覧→条件交渉→契約という流れがありますが、
内覧は購入希望者と物件が直接出会う重要なタイミングです。

「せっかく内覧してもらえるなら、少しでも良い状態で見てもらう。」

そのひと手間が、結果的に早期売却や条件の良い成約につながる可能性があります。

これから不動産売却を考えている方は、
販売価格だけではなく、「どう見せればこの家の良さが伝わるか」という視点でも準備してみてください。

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