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冬でも換気が必要な理由❄️

〈 家・土地についてのノウハウ 〉

藤原 栞里

筆者 藤原 栞里

【ポジティブが取り柄の総務担当】
不動産知識ゼロからスタートし、「自分が疑問に思ったことをそのまま記事にする」スタンスで毎日ブログを執筆中‼︎難しい売却の話も、同じ目線でわかりやすくお伝えします。

❄️ 冬でも換気が必要な理由

|24時間換気と寒さのバランスを徹底解説



冬になると

「換気をすると家が寒くなるから、

なるべく窓を開けたくない」

という声がよく聞かれます。


確かに、

外気温が一桁台になる季節の換気は

体感的にも負担が大きく、

暖房効率も下がるように思えます。


しかし、

住宅の専門家の視点でお伝えすると──

冬こそ換気が最も重要な季節 です。


結露・カビ・健康被害・家の寿命の低下など、

冬場に換気を怠るデメリットは大きく、

24時間換気システムを

正しく使いこなすことで

快適さと省エネ性は両立できます。


本記事では、
「なぜ冬に換気が必要なのか?


「24時間換気を止めてはいけない理由は?」


「寒さを感じにくい換気の工夫は?」


まで、わかりやすく徹底解説します。





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①冬に換気が必要な最大の理由

⚪️ 冬は湿気が家の中にこもりやすい



冬は外が乾燥しているのに、

家の中では “湿度が上がりすぎる” 

という矛盾した状態が起こります。


その原因は以下です。


  • ・料理・入浴・洗濯物の室内干し


  • ・暖房による空気の滞留


  • ・気密性の高い住宅ほど湿気が抜けにくい


  • ・家族が集まる時間が増え、

     室内での活動量が増える


人が1日に発する水蒸気量は、

なんと 1人あたり約2リットル


家族4人なら約8リットルの水分が

家の中にこもることになります。


この湿気が行き場を失うとどうなるか──


結露、カビ、ダニ、アレルギーの原因 

となります。




⚪️ 二酸化炭素(CO₂)濃度の上昇



窓を閉め切る冬は、

CO₂濃度が上がりやすい季節です。


CO₂濃度が1,000ppmを超えると…


  • ・頭が重い・眠気


  • ・集中力低下


  • ・子どもの学習効率に悪影響


  • ・感染症にかかりやすくなる


など健康への影響も無視できません。


適切な換気は、

家族の健康を守る大切な住宅性能の

一部なのです。






②24時間換気システムは「止めてはいけない設備」



2003年以降に建てられた住宅には、

いわゆる 24時間換気システム 

の設置が義務づけられています。


しかし、

冬になると「寒いから止める」

「電気代がもったいない」と

スイッチをオフにしてしまう家庭も

少なくありません。


ですが…


 24時間換気を止めるのはNG!


その理由は3つあります。




⚪️ 理由⑴|結露・カビが急増する


換気を止めると、

家の中の湿気は一気に停滞します。


特に…


  • ・北側の部屋

  • ・窓枠のアルミ部分

  • ・クローゼット・押入れ

  • ・洗面所・トイレ・脱衣所


など、

外気に触れやすい場所に

結露が発生しやすくなります。


結露はカビ発生の最大要因で、

木造住宅では構造材の劣化にも繋がるため

長期的な住宅価値にも影響します。




⚪️ 理由②|シックハウス症候群のリスク


24時間換気には、

室内に溜まった揮発性化学物質

(ホルムアルデヒドなど)

を排出する役割もあります。


特に新築・リフォーム後は

建材から化学物質が出やすいため、

換気停止は危険です。




⚪️ 理由③|CO₂が増えて体調不良を招く


換気を止めるとCO₂濃度が上がり、

頭痛・集中力低下・眠気

などが起こりやすくなります。


感染症のウイルスが滞留しやすい

環境にもなるため、

冬こそ換気は必須といえます。





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③冬の換気が「寒い」と感じる原因は?

「換気すると寒い」という人が多い理由は、

主に次の2つです。




⚪️ 一気に窓を開ける換気方法をしている


冬に2〜3分窓を全開にすると、

当然ながら室温が一気に

下がります。


この方法は“熱のロス”が大きく、

現代の住宅には適しません。




⚪️ 換気計画が住まいに合っていない


住宅の特徴によって、

適切な換気方法は大きく変わります。


  • ・吹き抜けがある

  • ・高気密・高断熱仕様

  • ・気密が弱い中古住宅

  • ・換気タイプ(第1種、第2種、第3種)


これらを踏まえずに窓を開けても、

効果が弱いだけで寒さだけが残ります。


では、

どうすれば“寒くない換気”ができるのか?
次の章で詳しく解説します。





 

④冬でも寒さを感じにくい換気のコツ

⚪️ 基本は「24時間換気」を止めない


まず大前提として、

換気システムは常時稼働させること

が重要です。


近年の住宅は

「機械換気ありき」

で設計されているため、

停止すると湿気が滞留します。




⚪️ 窓換気をするなら“短時間 × 2か所開放”


室温を下げずに換気するには、


  • ・短時間(1~2分)

  • ・2か所の窓を同時に開けて風の道をつくる


これが最も効率的です。


1か所だけ開けても空気が動かず、

換気効率は低くなります。




⚪️ 換気口や給気口のフィルター清掃を忘れない


意外と多いのが、

“フィルターが詰まっていて換気が機能していない”

というケース。


冬場は外気が乾燥しているため、

ホコリが溜まりやすく

フィルター性能が落ちがちです。


月1回の清掃で

換気性能は大きく改善されます。




⚪️ 加湿器を置く場所を工夫する


加湿器の置き場所が

換気口の近くだと、

湿った空気がそのまま排出されてしまいます。


結果として

室内の湿度が上がりにくく、

余計に乾燥を感じる原因になることも。


おすすめの配置は…


  • ・部屋の中心

  • ・空気の流れを妨げない位置

  • ・窓の近くを避ける




⚪️ 暖房と換気をセットで考える


換気で入ってくる冷気を

最小限にするには、

暖房計画も重要です。


  • ・エアコンの風向きを上向きにする


  • ・サーキュレーターで暖気を循環させる


  • ・床暖房がある場合は弱運転を維持する


家全体の温度差をなくすことが

“寒さを感じにくい換気”

につながります。





⑤ 高性能住宅での換気はどう変わる?

近年の新築住宅は

高気密・高断熱が当たり前になり、

換気の重要性は

さらに増しています。



⚪️ 気密性が高いほど「換気の質」が大事


すき間が少ない家では

自然に空気が抜けないため、


  • ・換気が効きやすい

  • ・湿気が溜まりやすい

  • ・健康被害リスクが上がる


という特徴があります。


したがって、

高性能住宅では

「正しい換気の継続」

が必須です。





 

⑥ 吹き抜けのある家は換気が難しい?



吹き抜けリビングは人気ですが、

暖かい空気が上にたまりやすく

換気が偏ることがあります。



⚪️ 吹き抜けの換気のポイント


  • ・シーリングファンで空気を循環させる


  • ・1階と2階で風の通り道をつくる


  • ・24時間換気の給排気の位置を確認する


適切に空気を動かすことで

暖房効率も改善されます。






⑦ 冬の換気でよくある質問(Q&A)

Q1|24時間換気は電気代が高くなる?


A|1ヶ月の電気代は約300〜500円程度

 と言われています。


止めるデメリットの方が

圧倒的に大きいため、

基本は“常時運転”が正解です。




Q2|窓を一切開けないとダメ?


A|24時間換気のみでも基本的には充分ですが…


  • 調理時

  • 人が集まるとき

  • 湿気の多い日(雪・雨)

には“+短時間の窓開け”が効果的です。




Q3|結露がひどい部屋だけ換気してもいい?


A|部分的な換気よりも

 家全体の空気の流れが大切です。


ただし、

結露発生ポイントは

重点的に除湿・こまめな換気が有効です。







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⑧ 冬でも快適に暮らすために

換気というと

「窓を開けるだけ」と思いがちですが、

実は住宅の寿命、家族の健康、暖房効率など、

家全体の環境に影響する

非常に重要な要素です。


  • ・結露やカビを防ぐ


  • ・室内の空気質を守る


  • ・家の劣化を防ぐ


  • ・冬の健康被害を軽減


  • ・住宅性能を最大限に発揮させる


という大きなメリットがあり、

特に寒い季節ほど

換気を怠らないことが重要です。






FOPE HOMEからの一言♪


地域密着で住まいを扱う立場として、

冬の住まい相談は

非常に多く寄せられます。


FOPE HOMEでは、

住宅性能だけでなく「実際の暮らしやすさ」

「家族の健康」を基準にした

住まいのアドバイスを心がけています。


住まいのご相談やご購入・売却のご相談は

お気軽にお問い合わせください。


地域に寄り添い、

家族の暮らしをもっと快適にする

お手伝いをいたします。





 

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