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終活で考える不動産整理とは?

〈 ローン/税金/相続/住宅制度 〉

藤原 栞里

筆者 藤原 栞里

【ポジティブが取り柄の総務担当】
不動産知識ゼロからスタートし、「自分が疑問に思ったことをそのまま記事にする」スタンスで毎日ブログを執筆中‼︎難しい売却の話も、同じ目線でわかりやすくお伝えします。

終活で考える不動産整理とは?


【はじめに】




終活と聞くと、
少し重たい印象を持つ方もいるかもしれません。

でも、
終活は決して後ろ向きなものではありません。

むしろ、前向きな準備だと感じます。

その中でも特に大切なのが、
不動産の整理です。

不動産は、
現金のように簡単に分けることができません。

そのままにしておくと、
相続のときに家族が困ったり、
売却や管理が難しくなったり、
空き家として放置されてしまうこともあります。

この記事では、
終活とは何か、具体的な方法、早めに整理するメリット等について、
整理していきます。




1. 終活とは?



終活とは、
人生の終わりに向けて、
身の回りのことや財産、相続、お墓などについて整理し、
自分の希望を家族に伝えておく活動のことです。

たとえば、
終活では次のようなことを整理します。

・財産の整理
・預貯金や保険の確認
・不動産の整理
・相続についての希望
・医療や介護の希望
・葬儀やお墓の希望
・家族への連絡先
・大切な書類の保管場所
・不用品の整理
・エンディングノートの作成

特に不動産は、
終活の中でも重要なテーマです。




2. 終活を考える人が増えている背景



終活を考える人が増えている背景には、
いくつかの理由があります。


①:高齢化が進み、相続や介護が身近になっている

日本では高齢化が進み、
親の介護や相続について考える機会が増えてきています。

今は、
家族構成や住まい方が変わり、
親と子どもが別々の地域に住んでいる家庭も多いです。

そのため、
いざ相続が発生したときに、

・実家をどうするのか
・誰が管理するのか
・売却するのか
・兄弟でどう分けるのか

を急に話し合うことになります。

事前に話し合っていないと、
家族間で意見が分かれることもあります。



②:空き家問題が身近になっている

終活と不動産整理が関係する大きな理由の1つが、
空き家問題です。

親が亡くなった後、
実家を誰も使わなくなり、そのまま空き家になるケースがあります。

特に古い戸建は、
住まなくなると劣化が早く進みます。

空き家になってから慌てて動くより、
元気なうちに方向性を考えておく方が選択肢は多くなります‼︎



③:家族に迷惑をかけたくないという考え方

終活をする方の中には、
「子どもに迷惑をかけたくない」
「家族が困らないようにしておきたい」
という思いを持っている方が多いです。

特に不動産は、
家族にとって負担になりやすい財産です。

現金であれば分けやすいですが、
不動産は簡単には分けられません。

たとえば、
兄弟3人で実家を相続した場合、
家を3つに分けることはできません。

誰かが住むのか、売却してお金で分けるのか、
賃貸にするのか、共有名義にするのかを決める必要があります。

この話し合いがうまくいかないと、
相続トラブルになることもあります⚠︎

トラブルを避けるためにも、
元気なうちに考えておくことが大切です。



3. 終活で不動産整理をする理由



終活の中で不動産整理が大切な理由は、
不動産が「残された家族の負担」になりやすいからです。


①:名義や権利関係が複雑な場合がある

古い不動産では、
名義が昔のままになっていることがあります。

たとえば、

・亡くなった祖父母の名義のまま
・相続登記をしていない
・兄弟姉妹で共有になっている
・境界がはっきりしていない
・建物が未登記になっている

というケースです。

こうした状態のままだと、
売却したいときにすぐ売れないことがあります。

終活の段階で名義や権利関係を確認しておくことで、
将来の手続きがスムーズになります◎



②:維持費がかかり続ける

不動産は、
所有しているだけで費用がかかります。

・固定資産税
・都市計画税
・火災保険料
・修繕費
・管理費
・空き家管理費

などです。

住んでいない家でも、
税金や管理費はかかります。

特に空き家になると、
定期的に見に行ったり、庭木を手入れや、
雨漏りや劣化を確認したりする必要があります。

遠方に住んでいる相続人にとっては、
大きな負担になってしまいます。



4. 不動産整理の具体的な方法



不動産整理をする方法はいくつかあります。

⑴:不動産の一覧を作る

まず最初にするべきことは、
所有している不動産を整理することです。

家族が知らない不動産があると、
相続時に手続きが大変になります。

不動産が複数ある場合は、
一覧にしておくだけでも家族はかなり助かります。


⑵:名義を確認する

次に確認したいのが、名義です。

登記簿謄本を取得すると、
現在の所有者や抵当権の有無などが確認できます。

確認したいポイントは、

・現在の名義人は誰か
・共有名義になっていないか
・亡くなった人の名義のままではないか
・住宅ローンの抵当権が残っていないか
・建物が登記されているか

です。



⑶:不動産の価値を査定する

現在の価値を知っておくことも大切です。

不動産会社に査定を依頼すると、
売却した場合の価格目安がわかります。

不動産の価値は、
所有者が思っている金額と実際の相場が違うこともあります。

特に古い家の場合、
建物価格がほとんど付かず、
土地価格中心になることもあります。

早めに査定しておくことで、
現実的な判断がしやすくなります‼︎



⑷:売却する

売却するメリットは、

・現金化できる
・相続人で分けやすくなる
・固定資産税などの負担がなくなる
・空き家管理の手間がなくなる
・将来のトラブルを減らせる

という点です。

特に、
子どもが実家に住む予定がない場合は、
生前に売却して住み替え資金や老後資金にする方法もあります。



⑸:賃貸に出す

すぐに売りたくない場合は、
賃貸に出す方法もあります。

賃貸に出すことで、
家賃収入を得られる可能性があります。

ただし、賃貸には管理が必要です。

築年数が古い家の場合は、
貸す前にリフォームが必要になることもあるので注意です⚠︎



⑹:家族に贈与する・相続の方針を決める

不動産を誰に引き継ぐかを事前に考えておくことも大切です。

ただし、
生前贈与には税金が関係します。

贈与税、不動産取得税、登録免許税などがかかる場合があるため、
税理士や司法書士に相談した方が安心です。



⑺:遺言書を作成する


遺言書がない場合、
相続人同士で遺産分割協議を行う必要があります。

遺言書で、
誰にどの財産を引き継ぐかを明確にしておくことで、
家族の負担を減らせます◎

ただし、遺言書には法律上のルールがあります。

自分で書いた遺言書が無効になってしまうこともあるため、
公正証書遺言なども含めて専門家に相談する方が安心です。



5. 不動産整理を始めるときの注意点




注意点1:家族と早めに話し合う

不動産は家族に関わる財産です。

自分では売却したいと思っていても、
家族は残したいと思っているかもしれません。

大切なのは、
早めに話し合うことです。



注意点2:税金や法律の専門家に相談する

不動産の整理には、税金や法律が関係します。

不動産会社だけでなく、
必要に応じて税理士、司法書士、弁護士などに相談すると安心です。



注意点3:共有名義は慎重に考える

相続で不動産を共有名義にすることがあります。

公平に見えますが、
共有名義は後々トラブルになりやすいです。

売却するにも、賃貸に出すにも、建て替えるにも、
共有者の同意が必要になることがあります。

将来、共有者が亡くなると、
さらに相続人が増えて権利関係が複雑になることもあります。




【まとめ】



終活とは、
これからの人生を安心して過ごすために、
財産や住まい、相続のことを整理しておく準備です。

その中でも不動産は、
早めに整理しておきたい大切な財産です。

不動産をそのままにしておくと、
将来家族が困ってしまうことがあります。

元気なうちに整理しておくことで、
家族の負担を減らし、
相続トラブルや空き家問題を防ぎやすくなります。

終活の不動産整理は、
決して暗い話ではありません。

これからの暮らしを安心して過ごし、
大切な家族に迷惑をかけないための前向きな準備です

家や土地のことで少しでも気になることがある方は、
まずは不動産の状況を確認するところから始めてみましょう。


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