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台風・地震に強い家・弱い家の違い

〈 住まい選び 〉

藤原 栞里

筆者 藤原 栞里

【ポジティブが取り柄の総務担当】
不動産知識ゼロからスタートし、「自分が疑問に思ったことをそのまま記事にする」スタンスで毎日ブログを執筆中‼︎難しい売却の話も、同じ目線でわかりやすくお伝えします。

台風・地震に強い家・弱い家の違い

「本当に安心できる住まい」の見分け方〜




【はじめに】


近年、

日本各地で大型台風による被害が

増えています。


大阪府内でも
「屋根が飛んだ」

「雨漏りがした」「外構が壊れた」

といった相談が、

台風のたびに寄せられます。


家は

「雨風をしのげればいい」

という時代から、
“災害から家族を守る存在”

へと役割が大きく変わってきました。


では実際に、
台風に強い家と弱い家には、

どんな違いがあるのでしょうか?


分かりやすく解説します。







台風で家はどんな被害を受けるのか?

まず、

台風による住宅被害は

主に次の4つに分けられます。


  • ・強風による被害(屋根・外壁・飛来物)


  • ・豪雨による被害(雨漏り・浸水)


  • ・停電・断水などの生活インフラ被害


  • ・二次被害(飛んできた物で窓が割れる等)



「築年数が古いから被害に遭う」

「木造だから弱い」


という単純な話ではありません。


家のつくり・立地・メンテナンス状況

によって大きく差が出ます。







台風に強い家・弱い家の特徴


⚪️ 弱い家の特徴①|屋根の固定が甘い



台風被害で最も多いのが

屋根トラブルです。


特に注意したいのが以下のケースです。


  • ・瓦屋根で、固定が昔の工法のまま


  • ・棟瓦がモルタル固定のみ


  • ・経年劣化で釘や金物が緩んでいる


強風は屋根を

「上に引き剥がす力」が働きます。


一部が浮いた瞬間、

そこから一気に被害が広がるケースも

少なくありません。




⚪️ 弱い家の特徴②|雨仕舞いが甘い



台風時の雨は、

通常の雨とは全く違います。


この時に弱いのが、


  • ・古いサッシ

  • ・劣化したコーキング

  • ・増築部分の取り合い


「普段は雨漏りしないのに、

台風の時だけ漏れる」

という家は要注意です。




⚪️弱い家の特徴③|外構・周辺環境を考えていない



家本体だけでなく、

意外と盲点なのが外構です。


  • ・古いブロック塀

  • ・固定されていないカーポート

  • ・伸びすぎた庭木


台風では、
自宅の物が凶器になることも

あります。


また、

家の立地も重要です。


  • ・風の通り道になっている

  • ・周囲より土地が低い

  • ・排水が追いつきにくいエリア





⚪️強い家の特徴①|屋根が「飛ばない構造」になっている



一方、

台風に強い家の屋根には

共通点があります。


  • ・瓦が一枚ずつ金物で固定されている

  • ・スレート・金属屋根で軽量

  • ・防水シート(ルーフィング)が新しい


最近の新築やリフォームでは、
「瓦=重い・危険」ではなく、

正しく固定されているか

重要視されています。


中古住宅の場合も、
「屋根材の種類」より

「施工方法」を確認すること

が大切です。




⚪️強い家の特徴②|細部まで防水が考えられている


台風に強い家は、

見えない部分が違います。


  • ・サッシ周りの防水処理が丁寧

  • ・外壁の目地が定期的に打ち替えられている

  • ・ベランダ・バルコニーの防水が健全


特にベランダは、
雨漏りの原因ナンバーワン

とも言われる場所です。


中古住宅を見る際は、
「室内が綺麗か」だけでなく、
外回り・防水の状態

必ずチェックしましょう。




⚪️ 強い家の特徴③|立地と外構まで含めて「家」


台風に強い家は、
「建物+土地+周辺環境」を

一体で考えています。


  • ・ハザードマップを確認している

  • ・排水計画がしっかりした土地

  • ・ブロック塀をフェンスに変更

  • ・カーポートや物置がしっかり固定されている


FOPE HOMEでも、
土地や中古住宅をご紹介する際は、
災害リスクも含めて説明すること

大切にしています。







中古住宅購入時に確認したい台風対策ポイント

中古住宅を検討中の方は、

次の点をチェックしてください。


  • ・屋根の補修履歴


  • ・外壁・コーキングの状態


  • ・雨漏り履歴の有無


  • ・ベランダ防水の時期


  • ・ハザードマップ上の位置


「価格が安い」だけで選ぶと、
後から修繕費がかさむケースも

少なくありません。





⚪️ 台風に備えて今すぐできること



新築・中古に関わらず、
今すぐできる対策もあります。


  • ・屋根・外壁の点検

  • ・雨樋の掃除

  • ・飛びやすい物を固定・撤去

  • ・火災保険の補償内容確認


特に火災保険は、
風災補償が付いているか

必ず確認しましょう。







地震対策も重要|耐震・制震・免震の違いとは?

台風と並んで、

日本の住宅で避けて通れないのが

地震対策です。


ここでよく出てくるのが、


  • ・耐震


  • ・制震


  • ・免震


という3つの言葉ですが、

違いを正しく理解している方は

意外と少ないのが現実です。



日本の耐震基準は

「建築基準法」で決められている


日本の住宅の耐震基準は、
建築基準法によって

全国共通で定められています。


この法律は、
「最低限、命を守るための基準」

を定めたもので、
安心・快適を保証する基準ではない

という点が重要です。


つまり、

  • ・建築基準法=最低ライン

    ・より安全な家にするには+αが必要

という考え方になります。






耐震とは?

耐震とは、
建物自体を強くして、

地震の揺れに耐える構造です。





⚪️ 特徴


  • ・柱・梁・壁を強くする

  • ・建物をガッチリ固めるイメージ

  • ・現在の日本の住宅の基本構造



⚪️ メリット


  • ・コストが比較的抑えられる

  • ・新築住宅は基本的に耐震基準を

     満たしている

  • ・中古住宅でも補強が可能



⚪️ デメリット


  • ・揺れ自体は建物に伝わる

  • 大地震では家具転倒などのリスクあり




耐震には「耐震等級」があります。


耐震等級1

    • 建築基準法と同等

    • 震度6強〜7で倒壊しない


耐震等級2

    • 等級1の1.25倍の強度

    • 学校・病院レベル


耐震等級3

    • 等級1の1.5倍の強度

    • 消防署・警察署レベル


子育て世帯や長く住む家なら

耐震等級3がおすすめとされる理由です。






制震とは?

制震は、
建物の中にダンパーなどの装置を入れ、
地震の揺れを吸収・軽減する

構造です。



⚪️ 特徴


  • ・建物内部に制震装置を設置

  • ・揺れ幅を小さくする

  • ・繰り返す地震に強い



⚪️メリット


  • ・建物の損傷を抑えやすい

  • ・家具の転倒リスクを軽減

  • ・耐震+制震の組み合わせが可能



⚪️デメリット


  • ・耐震のみよりコストが上がる

  • ・装置の性能・メーカー差がある



最近では、
「耐震+制震」

を採用する住宅も増えており、
バランスの良い地震対策として

注目されています。






免震とは?

免震は、
建物と地面の間に免震装置を設置し、
地震の揺れそのものを

建物に伝えにくくする構造です。



⚪️ 特徴


  • ・建物が地面の揺れから切り離される

  • ・ゆっくり大きく揺れるイメージ

  • ・高層マンションや重要施設で多い



⚪️メリット


  • ・揺れを大幅に軽減

  • ・家具転倒が起きにくい

  • ・建物へのダメージが少ない



⚪️デメリット


  • ・コストが非常に高い

  • ・敷地条件に制限がある

  • ・戸建住宅では採用例が少ない



戸建て住宅では、
現実的には耐震または

耐震+制震が主流です。






台風と地震、両方に強い家とは?


重要なのは、
「地震に強い=台風にも強い」

ではないという点です。


  • ・耐震性能 → 地震対策


  • ・屋根・防水・外構 → 台風対策


それぞれ別の視点が必要です。




⚪️本当に安心できる家の条件


  • ・耐震等級が高い


  • ・屋根が軽量・しっかり固定されている


  • ・雨仕舞いが丁寧


  • ・土地の災害リスクを把握している


これらが揃って、
初めて「災害に強い家

と言えます。





【まとめ】





台風に強い家と弱い家の違いは、
見た目ではなかなか分かりません。


  • ・施工の丁寧さ


  • ・定期的なメンテナンス


  • ・立地や土地の特性


  • ・防災意識


これらの積み重ねが、
「いざという時、家族を守れる家」

につながります。


FOPE HOMEでは、
枚方市・北摂エリアで
安心して長く住める住まい選び

をお手伝いしています。


台風・地震・災害に不安がある方も、
「この家、大丈夫かな?」

という段階から、
お気軽にご相談ください。




 

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