引っ越し・家売却時に出るゴミはどうする?の画像

引っ越し・家売却時に出るゴミはどうする?

〈 住まい選び 〉

藤原 栞里

筆者 藤原 栞里

【ポジティブが取り柄の総務担当】
不動産知識ゼロからスタートし、「自分が疑問に思ったことをそのまま記事にする」スタンスで毎日ブログを執筆中‼︎難しい売却の話も、同じ目線でわかりやすくお伝えします。

引っ越し・家売却時に出るゴミはどうする?

大阪のルール・費用〜



【 はじめに 】



引っ越しや家の売却を考えたとき、

必ずと言っていいほど問題になるのが
「大量に出るゴミや不用品をどう処分するか」

という点です。


  • ・思った以上にゴミが多い


  • ・何がゴミで何が残せるのかわからない


  • ・費用がどれくらいかかるか不安


  • ・売却前に全部片付けないといけないの?



このような悩みを持つ方は非常に多く、

よくご相談をいただきます。


この記事では、

引っ越し時・家売却時のゴミ処分について、

大阪のルールや費用感、

不動産売却時の注意点

わかりやすく解説します。






なぜ引っ越しや家売却時にゴミが増えるのか

普段の生活では意識しませんが、
いざ引っ越しや売却となると、

長年ため込んできた物が

一気に表に出てきます。





  • ・使っていない家具・家電

  • ・昔の書類や雑誌

  • ・子どもの成長に伴い不要になった物

  • ・押入れや倉庫に眠っていた荷物


特に戸建て住宅や長年住んだ家では、

「こんなにあったのか」と

驚くほどの量になるケースも

珍しくありません。






引っ越し時のゴミと家売却時のゴミの違い

一見すると同じ

「ゴミ処分」に見えますが、
引っ越し時家売却時では、

考え方や注意点が大きく異なります。


この違いを理解していないと、

後々トラブルや余計な費用

が発生することもあります。





⚪️ 引っ越し時のゴミ



引っ越し時に出るゴミは、

基本的に「新居に持っていかない物」

が中心です。


例えば、


  • ・古くなった家具・家電

  • ・新居の間取りに合わない物

  • ・使っていない生活用品

  • ・衣類や雑貨の整理品


などが挙げられます。



この場合の大きな特徴は、
すべて自分の判断で処分を

進められるという点です。


多少ゴミが残っていても、
他人に迷惑がかかるわけではないため、

比較的気持ちに余裕を持って

進められます。





⚪️ 家売却時のゴミ



|「残置物」として扱われる


一方、

家売却時のゴミは、
単なる「ゴミ」ではなく

「残置物」として扱われます。


残置物とは、

  • ・家具

  • ・家電

  • ・ゴミ袋

  • ・物置の中の荷物

  • ・庭やベランダに残った物


など、

売主が置いたままにした物すべて

を指します。


不動産売却では原則として、
「残置物なし=空の状態」

引き渡すのが基本です。





⚪️ なぜ売却時はゴミに厳しいのか?



家売却では、
買主は「建物と土地」
を購入しています。


そのため、


  • ・ゴミの処分


  • ・不用品の撤去


本来売主が行うべきもの

と考えられています。



もしゴミが残っていると、


  • ・買主が処分費用を負担することになる


  • ・引き渡し後のトラブルにつながる


  • ・信頼関係が崩れる


といった問題が起こりやすくなります。


実際に、


「引き渡し当日にゴミが残っていて揉めた」


「撤去費用を請求された」


というケースは、

決して珍しくありません。







契約書にも影響する重要ポイント

不動産売買契約書には、

多くの場合、


売主は残置物をすべて撤去したうえで

引き渡すものとする


といった内容が記載されます。


つまり、
ゴミ処分は契約上の義務でもあるのです。


引っ越し時と違い、


  • 「あとで片付けよう」

  • 「少しぐらいなら大丈夫だろう」


という考えは通用しません。





⚪️ 例外的にゴミを残せるケースもある



ただし、すべてのケースで

完全撤去が絶対というわけでは

ありません。


例えば、


  • ・買主が家具・家電の引き取りを希望している


  • ・解体前提での売却


  • ・契約書に「残置物あり」と明記している


といった場合は、
事前合意があれば残せるケース

あります。


ただしこれは必ず、

  • “口約束ではなく契約書に明記する”

ことが重要です。



家売却を検討し始めた段階で、


「これは引っ越しとは違うゴミ整理だ」


と意識しておくだけで、

進め方は大きく変わります。


  • ・売却が決まる前から少しずつ整理


  • ・処分が難しい物は早めに相談


  • ・必要に応じて業者や不動産会社を活用


これが、
費用・時間・ストレスを抑える

一番の近道です。







大阪でのゴミ処分の基本ルール

大阪府内では、

各市町村ごとに細かな違いはありますが、
基本的な考え方は共通しています。




⚪️ 家庭ゴミは自治体回収が原則



  • ・可燃ゴミ

  • ・不燃ゴミ

  • ・資源ゴミ


は決められた曜日・分別ルール

に従って出します。


引っ越し直前になると量が増えがちなので、
計画的に少しずつ出すことが

重要です。





⚪️ 粗大ゴミは「事前申込み制」が原則



大阪では、

家具や大型の不用品は
粗大ゴミとして扱われ、

必ず事前申込みが必要です。





対象となる代表例は、


  • ・タンス、棚、食器棚

  • ・ベッド、ソファ、マットレス

  • ・自転車

  • ・カーペット、布団(サイズによる)



粗大ゴミ処分の流れは以下の通りです。


  1. ・電話やインターネットで申込み

  2. ・処分費用分の処理券を購入

  3. ・指定日に指定場所へ搬出


ここで注意したいのが、
申込みから回収までに

時間がかかる点です。



大阪市・枚方市などでは、
繁忙期(2〜3月、9月頃)には
2週間以上待つケースもあります。


家売却の場合は、


  • ・引き渡し日までに間に合わない


  • ・結果的に業者を使うことになる


といった事態を避けるため、
売却を検討し始めた段階で

粗大ゴミを洗い出すことが大切です。




⚪️ 家電リサイクル法対象品


大阪でも、以下の家電は
自治体のゴミ回収では

処分できません。


  • ・エアコン

  • ・テレビ

  • ・冷蔵庫・冷凍庫

  • ・洗濯機・衣類乾燥機


これらは「家電リサイクル法」

の対象品目であり、


  • ・家電量販店に引き取ってもらう


  • ・指定引取場所へ持ち込む


  • ・回収業者を利用する


といった方法が必要になります。



引っ越しや売却の際に特に多いのが、


  • 「当日まで使っていた冷蔵庫」


  • 「外したまま放置されがちなエアコン」


です。



売却時には、
エアコンの撤去費用や
処分費用も

売主負担になるのが原則のため、

見落としやすいポイントとして

注意が必要です。





⚪️ 大阪では「一時多量ゴミ」は要注意



引っ越しや家売却では、
通常の生活では想定されていない量の

ゴミが一気に出ます。


大阪では、

こうしたケースを
「一時多量ゴミ」

として扱う自治体も多く、


  • ・通常の回収では対応できない


  • ・持ち込み処分や業者利用が必要


となる場合があります。



特に、


  • ・戸建て住宅の売却


  • ・実家の片付け


  • ・長年住んだ家の整理


では、
自治体回収だけで完結しないケース

が多いのが実情です。





⚪️ 不用品回収業者を使う場合の費用感



引っ越し直前や、

売却前で時間がない場合、
不用品回収業者を利用するケースも

多くなります。



◯ 費用の目安(大阪)


  • ・軽トラック1台分:3万円〜6万円


  • ・2tトラック:8万円〜15万円


  • ・戸建て丸ごと:20万円以上になることも


即日対応できる反面、
自治体回収より費用は高めになります。


また、


  • ・「無料回収」をうたう業者


  • ・見積り後に追加請求する業者

には注意が必要です。







家売却時にゴミを残すとどうなる?

家売却でゴミが残ったまま引き渡すと、


  • ・買主から撤去費用を請求される


  • ・引き渡しが遅れる


  • ・トラブルになり信用を失う


といったリスクがあります。



契約書には、

「売主は残置物をすべて撤去したうえで引き渡す」

と記載されるのが一般的です。





⚪️ ゴミが多くても家は売れる?



結論から言うと、
ゴミが多くても売却は可能です。


ただし、

  • ・片付け後の方が印象が良い


  • ・内覧時の評価が上がる


  • ・売却価格に影響する


という点から、
できる範囲での整理・処分は

強くおすすめされます。


場合によっては、


  • ・売却前に最低限の片付け


  • ・売却後に業者で一括処分


など、状況に応じた対応も

可能です。






ゴミ処分をスムーズに進めるコツ




  1. ・売却・引っ越しが決まったらすぐ動く


  2. ・自治体回収を優先してコストを抑える


  3. ・粗大ゴミ・家電は早めに申込み


  4. ・時間がない部分だけ業者を使う



すべて完璧にしようとせず、
「費用」と「時間」のバランス

を取ることが大切です。





【 まとめ 】



|ゴミ問題は早めの計画がカギ


引っ越し時や家売却時のゴミ問題は、
誰にとっても大きな負担

になりがちです。


しかし、


  • ・大阪のルールを理解する


  • ・費用の目安を知る


  • ・無理のないスケジュールを組む


ことで、

トラブルなく進めることができます。


家の売却や引っ越しは、
新しい生活への第一歩でもあります。


ゴミの整理も含めて、
気持ちよく次のステージに進めるよう、
不安な点は早めに専門家へ

相談することをおすすめします。



”〈 住まい選び 〉”おすすめ記事

  • つけておくべき住宅設備とは?の画像

    つけておくべき住宅設備とは?

    〈 住まい選び 〉

  • エコ住宅とは?ー特徴・メリット・補助金などを解説ーの画像

    エコ住宅とは?ー特徴・メリット・補助金などを解説ー

    〈 住まい選び 〉

  • 戸建ての内覧会とは?の画像

    戸建ての内覧会とは?

    〈 住まい選び 〉

  • 戸建ての火災保険の相場はどれくらい?の画像

    戸建ての火災保険の相場はどれくらい?

    〈 住まい選び 〉

  • 新学期前にやっておきたい住まいの見直しポイントの画像

    新学期前にやっておきたい住まいの見直しポイント

    〈 住まい選び 〉

  • 高齢期を見据えた住まい選びの画像

    高齢期を見据えた住まい選び

    〈 住まい選び 〉

もっと見る